日々は楽しい♪

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2005.10.29(土)
 久々に朝から晩までがっちりTAHITI STUDIOでコンテのみ作業。
 根気がないから描いちゃあ、すぐにべた~と床にぐったりする。
 時には素振りなどして体を動かし、時には歌など歌い、ギターなどを弾きまくるが、大体がぐったり床に倒れる。
 この時に優しい誰かが「頑張って」とか耳元でささやいてくれれば飛び起きて頑張るわ。
 でもそんなことは現実にはない! なんちゅう哀しいんじゃ。
 ないわふつー!
 あってもオバケじゃそんなもん。怖いわ!
 なので、仕方なくひとりで頑張る。
 てなこと書いてるとコレを見たショッカーO野あたりが「それじゃああたしが『監督ガンバレー』」なんてことを言いに来たら暑苦しくてやだから誰かってのはおなごが想定じゃって書いておこー。

 なんてコトを申しておりますと、どうやらコンテのめどが付き始めてきやした。良かったあ。
 久しぶりのコンテ作業。どえらい時間がかかりました。でも、終わったわけじゃない。めどじゃめど。哀しいわ。寂しいわ。つらいわ。
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2005.10.27(木)
 ちょいとこの所調子悪かったよ。
 体じゃなくて、そのまあ元気が出なかったっちゅーかねえ。
 人間だからさ、いろいろあるわな。
 ちょっとしたことで元気なくなります。

 で、そんな大地なのに、夕方バリッと清水先生の殺陣教室に麗子とともに行きましたがな。
 ぬはあ~、めちゃくちゃ楽しいわ!
 実際「けやき十四」の舞台をやりきった麗子には、もう完全に抜かれている大地としてはくやしい気持ちでいっぱいなのだ。
 仲良くやりながらも負けるモナカ!
 もうひとりで汗だらだらたらしながら麗子に斬られてたわ。
 帰ってから体重計ったらわっはっは、減ってる減ってる。
 体動かすのはホントにこの49年の人生でこの「殺陣」が唯一と言っていいほどの経験だわ。
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2005.10.23(日)

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 晴れの日曜日。気持ちいいねえ~。
 長女と留守番していたが思い立って東村山の「八国山公園」っつーかトトロの森に行く。
 紅葉してるんじゃないかと思ったけど全然だった。
 久しぶりのこの森、なぜか以前ほど感動がないのはなんでかな。
 ちょっと人の手が入った感じが違和感なのかな?
 遊歩道みたいなのがあったり広場に名前がついてたり。
 森はほっといてあるのが一番わくわくするんだよな。
 子供の頃の探検心みたいなのを呼び覚ましたりしてね。
 そして、懐かしの久米川界隈をドライブして帰宅。

 帰宅後ぐっすり寝る。3時間の昼寝。なのに夜もばっちり寝る。
 そんなのんきな日曜日が好き
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2005.10.22(土)
 山崎敬之さんの「テレビアニメ魂」(講談社現代新書)を読み終わる。
 今、「広報すぎなみ」で連載している「杉並アニメ物語」の参考資料としてだったんだけど物凄く面白かったわ。
 創世記の東京ムービーの裏側が書かれているんだけど、大爆笑エピソードがあったりぼろ泣き出来るエピソードがあったり。
 後書きでも俺は泣いてしまった。
 先日読み終わった大塚康生さんの「リトル・ニモの野望」とともにオススメ本。
 
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 さて、今日はまたまたギター教室。
 ほとんどこの日のこの時間にだけ練習してる感じで、普段はどーしても仕事に追われてしまうのだよなあ。
 ホントにコツコツやっとるわ。
 しかし次回までに覚えてくる課題曲2曲はいい歌じゃあ。
 写真は「万里の河」のB7のジャカジャン!を演奏して満足の先生と生徒。

 それ以外はひたすらペンを……走らせて……いる……、か、な?
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2005.10.20(木)
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 やっと晴れたね。
 本日最初の仕事はビデオ鑑賞。
 タイトルは「すてごろ」。
 古い日々は楽しい♪を読んでたら「観たい」って書いてあったけど、それとは別の意味で観る。
 これもある企画の参考。
 全く最近企画ゴコロが全開!
 しかし一体なんの企画なんじゃ!
 多分絶対にみんなには想像出来ないだろうなあ。
 映画の感想は……「思ってたのとは違った」……。

 午後の斜光が美しいTAHITI STUDIOにて一日コンテ。
 今日は他に用事がないからひたすら描く。
 斜光は美しいんだがまぶしいよ!
 でも何故かブラインドで隠してしまうのは勿体ない久々の日光なり。

 コンテ描きつつプチ自炊。
 プチ自炊て!
 ほとんど買ってきたもの食べてるだけだけどね。
 近くの東急ストアは結構刺し身が安くて旨い。
 2パックで680円だもん。
 夕方行ったら、いか、あじ、げそ、まぐろの盛り合わせが680円で三割引。これをセブンイレブンの199円のサラダと混ぜて「海鮮サラダ」を作る。まあプチ自炊って言ったってコレがすべてさ。
 それに「みねらる屋」の玄米おにぎりで夕飯!
 もぎもぎとゆっくり食ってなんちゅうヘルシーで旨いデナーなんじゃ。

 コンテは……おかげさまで……20枚……。進んだ! と、いうことにしておこう!
 
 明日は桃井4小でゲストティーチャーっちゅーのをやってきまする。
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2005.10.19(水)
 もう、このところ天気がぱっとしないねえ。
 明日は晴れるって言ってたけどねえ。
 日曜は休んでぼけーっとしてたけど、月曜からずっとコンテ。
 ずっとと言いながらなんだか物凄く進まない。
 物凄くコツコツやってるけど進まない。
 もう20日じゃん。
 今月3本コンテ上げるつもりだったのに、まだ一本目の12枚目。
 ちっともやってないじゃーーーーん!
 なにかが足りない!
 俺の中の何かが!
 それは気合いじゃーーーーーーん!
 しゃきっとせにゃダメじゃーーーーーーーーん!
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2005.10.15(土)
 3年くらい前に没になった、いや、没にした企画があった。
 オリジナルアニメーションで題名は仮に「Y」。
 コレはたしか、「十兵衛ちゃん」と同じ頃に考えていた企画だから、スタートは今から8年以上前。
 自分では相当自信があった企画で、世界観や設定には自信があった。
 それが、一度シナリオの作成の段階まで来て、キャラクターデザインも発注し始める所まで来て、没にしてしまった。
 理由はパートナーとして信頼していたプロデューサーが、自分の好みに作り替えて行こうとしたから。
 それが、大地も納得するアイディアであればなんの問題もないけど、根本的にやりたいことまで変えてしまおうとしていた。
 しかもセンスのかけらもない。誰でも考えられるような普通のモノに。
 「あたしンち」のコトがあったばかりだったので「またか」とかなり塞いでしまい、もうあんな思いをしたくないと思い、そこで「自分の意図が変えられてしまうのならこの仕事はここで終りにしましょう」と、進行を打ちきってしまったのだ。
 その企画書はしばらくの間、引き出しのどこかに投げ入れておいた。
 見たくもなくて。
 もう、2度と復活させるつもりはなかった。
 ケチがついたっていうやつですね。

 しかし、去年、竹内力さんと仕事をしたきっかけでVシネの世界を再認識し始めた。ヤマ(山口祥行)ちゃんたちと遊んでいるうちに、また新たなるひらめきを感じた。
 この作品、Vシネの世界に近いのだ。
 アニメスタッフでは果たせなかったモノを新しい仲間とでなら再燃出来るような気がしてきた。
 大地はこの企画をもう一度蔵から出し、やってみようかという気になり始めた。
 そして「捨て犬」という傑作Vシネに出会い、その監督の浅生マサヒロ監督を知り、なにかウマが合うような気がして、この企画をどう思うか相談することにしたのだ。

 今日の夕方、浅生さんがふらりと来てくれる。
 大地のこの企画の話を聞いて、興奮しながら「面白い!」と言ってくれた。
「タイトルがいいです。そしてこの主役ふたりのキャラクターがいい」と、言ってくれた。
 もめたプロデューサーがどうしても変えさせたかったもののひとつがこのタイトルだったのだ。
 このタイトルに、大地はこの作品のすべての思いを込めているのだ。
 そのタイトルを褒められたのが嬉しかった。
 時間を忘れて、浅生さんと話し込んだ。
 その場のメモ帳にスケッチやメモをしながら。
 
 この企画、もう一度実現に向けて動こうと思う。
 あるいはそれは結果的にそうならなくても、それに向けて動く活力が湧いてきたのだ。
 この企画には実は大地一番の弱点が反映されてもいる。本来、自分の得意な世界ではないのだ。だからどうしてもピンスポットな描写になると想像力が働かなくなってしまうのだ。だから大地ひとりの力ではどうにも動かせないのだ。
 でも、もう一度新たな仲間を集めてやってみようと思う。

 この話、けっこうナマナマしいでしょ。
 何故こんな話をここまで書いてみようかと思ったのかは、どこか、同じ業界でうんもんとしている後輩に聞いてもらいたかったから。
 大地はこんな風に企画を立ち上げたり、行き詰まってるっていう事を、過去の思い出話でなくて、リアルタイムで聞いて欲しくなったの。
 もし、なにか、今一つ一歩踏み出せない人がいたら、こんな話も参考にしてもらいたいの。
 だってやっぱり業界まだ元気ないよ。
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2005.10.14(金)
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 吉祥寺に妻と食事。
 食後、井の頭公園のほとりの喫茶店でまったり。
 店の猫がまったり椅子で寝てる。
 公園の木立のスキマから店に入る日差しがいい気持ち。
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2005.10.13(木)
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 朝から仕事やる気満々だったが、夕べは朝まで飲んでたので起きたのがお昼。
 最近こんなに遅く起きたことはないね。
 午後、TAHITI STUDIOに入る。
 落ちついて机に向い、コンテ作業始めたのが夕方4時。
 こんなもんなんだよね。
 なんだかやったら雑用が多いんだわ。
 しかし、コレでようやくコンテ描き始めのペースを作れた。

 夕方飯を食いに出る。
 「ハルピン」の餃子が無性に食べたかったんだけど今から三鷹に行ってたらせっかくコンテノってる所なのに時間とられちゃうなと我慢。
 南阿佐ケ谷の「麦とろ」に向かったが休み。
 しかたなく近くの阿佐ケ谷でいちばん旨い餃子の例の中華屋に入る。
 ところが餃子、アレ? 旨くない。
 店の味が落ちたのか「ハルピン」が頭にあるんで俺の中で格が落ちてしまったのか。
 どうしても、満足出来ないので、そのまま「萬幅本舗」でとんこつラーメン食う。
 しかし、ここでも満足出来ず。
 「萬幅本舗」の味が落ちたのかあくまでも「ハルピン」の餃子の旨さに太刀打ちできんのか……。
 腹だけは膨れたんだがどーも納得いかん夕食になったわ。
 明日「ハルピン」に行こうかなあ。ホントおっそろしー程旨いわ。
 俺の作る餃子はべ別格としてNo.1旨さだわハルピン。
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2005.10.12(水)
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 なんか太った。
 なんかどんどん太ってる。
 なんかどんどんリバウンドってる。
 デブはホント簡単にデブれる。
 
 渋谷で仕事。
 その後TAHITI STUDIOであーべん、麗子、大石くんが集まり、なにやらまた新たなる企画の打ち合わせ。
 内容はその内明らかになるでしょー。
 その後、久々にあーべんと大石くんと飲み。
 毎日飲んどるわ。毎日飲んどるのはピルクルではない。いちいち断らんでもわかるわ!だけど毎日ピルクル飲んでる田村信もおるわ。変態じゃ。

 昨日盛り上がり始めた仕事が今日ちょっとしたことでさらに気持ちが盛り上がる。
 盛り上げてくれるスタッフが近くにいてくれるのってホントにありがたや。
 日々、この盛り上げ隊がいないとすぐダラける俺ダス。甘えん坊ダス。どーしょーもない甘えん坊ダス。
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2005.10.11(火)
 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」観る。
 これも江口寿史のちょっと前の洋画ベストテンに入ってたので、CSでやってたからこの機会に観た。
 淡々としてていかにも俺が苦手な感じの映画なのに、なぜか結構面白かった。
 たどたどしい若い男ふたりとハンガリーのいとこのちょっとキュートな女の子の微妙なやりとりがおかしい。
 英語しか話せないおばさんがたった一言放つ英語が「Son of a bitch!」……っていう、MОNというNY在住の漫画家のエッセイをちょっと前に読んでたんだけど、この映画だったのか。

 夜は打ち合わせに来た、とあるお客人と飲み。
 
 仕事もちゃんとしてる。
 新作の冒頭のイメージがふっと浮かびいきなりラフコンテにしてみる。
 仕事が転がり出す最初の一滴ってすごく搾り出すのが難しいけど、ふとした切っ掛けで一気に走り出すことが多い。これがキッカケになるといいなあ。
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2005.10.10(月)
 起きて一風呂あびて、「RONIN」の続きを観る。
 話はそれほど面白いわけではないけどカーチェイスはすげえ面白い!
 舞台のニースも俺の好みの町並み。そんなニースの路地を車が暴走するのだからたまらない!
 そしてお決まりの高速道路のカーチェイス!
 俺はカーチェイス大好きなの! 
 ラストまでカーチェイスやって欲しかったね。
 しかし、これも俺のキライな「もう一つのラストシーン」がおまけでついてる。
 映画屋がラストシーンをいくつも作ってはいかん! ありえない! ゲームじゃないんだから! 一応観てみたけどなんじゃらほい! わざわざ作る必要などないわ!

 この映画観まくりの勢いで、江口寿史もだけど浅生監督も、他の人も案外洋画ベスト10に入れてる「タクシードライバー」を観る。
 なんも感じなかったわ。
 さすが今までちーとも観たいとも思わなかった映画じゃ。
 「RONIN」の方がなんぼか面白いわ。
 感想はなしじゃ。
 
 いやあ、今日も雨だったねえ。
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2005.10.09(日)
 遅めに起きる。
 雨。
 今日明日は休みにしようと決めたので家にいる、が、極端にやることがない。
 午後2時を回ったところで退屈でレンタルビデオ屋に行く。
 「デッドコースター」を観たくてショーがなかったのだ。
 この映画も江口寿史のおすすめ。
 一昨年前だったか、映画館で予告編見て観たくて仕方がなかった映画だけど、エグチンのススメで俄然また観たい気分が盛り上がった。
 いやー、面白い!
 映画はコーでなくっちゃいかん!
 あ、ただしこれグロいシーン多いので注意。
 その勢いで一緒に借りた「RONIN」を観る。
 これはちょっと前にCSでやってた特撮特集でカーチェイスシーンをやっていたので観たかった作品。
 ところが見始めたら退屈で、催眠術にかかったように眠くなる。
 そのままどろんと部度に倒れる。
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2005.10.08(土)
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 吉祥寺に「シン・シティ」を観に行く。
 昨日BSのショービズ番組観ていたらかなり上位に入ってたのと映像が面白そうだったから。
 でもちっとも面白くなかったわ。
 出てくる女が全部ナイスバディだったことだけがお金を出した甲斐があったっちゅーもんだったがの。それにしても客なんかほとんどおらんかったわ。土曜日の午後のいい時間でアレしか入ってないって。あれでランキング3位とか4位とかに入っとるんはおかしいの。ありゃなんか操作しとるの。それとも動員数全体に低いからあんなもんで上位になるんかの。どっちにしてもつまらんもんはつまらんわ。
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 雨が降ったりやんだり。映画の帰りの電車の中からいい雲が出始め、こりゃかっこいい夕焼けが見られるかなと思ったがその後容赦なく雨。
 ラピュタ「チャンバラ映画特集」最後の上映に出向く。
 作品は、もちろん「忍者狩り」。
 このイベントのフィナーレにふさわしい作品だよ。
 ちょっと前に「忍者狩り」の話で盛り上がって「是非観て観たい」と言っていた少女漫画家Оさんと、マーベラス飯塚ふーみん、声優K嬢らと待ち合わせをしてラピュタ前に行くと「監督!」と呼び止められる。見るとヤマと「捨て犬」の浅生監督。ヤマは「忍者狩り」を気にしつつロケの合間に浅生監督をラピュタまで送って来たと言うことで「観たいんだけど」と言いながらそのままロケに戻って行った。
 ロビーに行くといつもと違って客がごった返している。
 うわあ! さすがファイナルプログラム! 企画者としては嬉しい限り。
 その中にすでに昼の上映を一回見終って再度来てくれた桜井弘明に佐藤竜雄。遅れてライター池田真美子、BQMAPの看板スター前田剛が駆けつけ、我ら「忍者狩り」鑑賞チーム総勢9名。
 ラピュタの定員は48席。ついに補助席まで出た。
 今回3度目の「忍者狩り」鑑賞。
 ようやくいろいろな細かい演出まで落ち着いて観られるようになった。
 今回いちばん印象に残ったのは、本当に細かい複線が至る所に付されているということ。
 それにしてもまた泣けた。
 昨日と同じ場所だ。
 あそこの近衛の迫力ある表情で泣ける。
 それまで無表情、寡黙を貫いているだけによりあのせっぱ詰まったギリギリの表情が胸を熱くするのだ。
 見終わってTAHITI STUDIOで「忍者狩り」飲み。
 TAHITI STUDIOに今まででいちばん人が入ったなあ。10人。あとでひとり増えたので11人! イスの数が足りなくなり、物置きにしていたイスまで稼働する。
 乾杯して、まずはみんなが観なかった「海賊八幡船」に関して大地と竜っちゃんがひとくだり。
 みんな俺達の話を聞いて「観たい観たい」と言ってたけど、それは俺達の話が面白かったんで映画は絶対つまらないから。
 「忍者狩り」に関しては、やっぱり初めて観た人はそれなりの衝撃。「味方を斬ってしまうなんて悪い人。嫌いになった」とは、О先生。それは正しい感想です。
 映画助監督経験のある浅生監督は、助監督的見地からも「忍者狩り」を分析する。
 おそらくかなりの低予算で、予算のほとんどは役者費に消えてしまっているだろうということや、撮影はおそらく2週間であろうということなど。確かにそのくらいだろうと想像出来るよね。
 浅生さんの話は全体のカット数やら照明の数などにも視点が及んでいるので、まるでメイキングを聞いているようだ。
 蔵人が美保の目に針を立てるシーンは、美保を突き飛ばしたカットからワンキャメである。いつあの針を手にしたのか。大地も実は昨日からそこが気になっていたのだが、一旦蔵人がカメラから外れ気味になる瞬間がある。浅生さんいわく、その際に助監督がうまく渡したんだろうと。あの針の出し方が、実は演出上非常に違和感なく、安全な撮影でもあるのだ。
 それにしても初見で良くもここまで分析出来るわ浅生さん。面白い人だ。
 意見が合ったのは赤塚滋さんのカメラワークが素晴らしいこと。俺も写真にはうるさいからね。
 赤塚さんの構図の取り方は極端に左側に空間があることが多い。
 ラストから3カット前の和田倉が墓から立ち上がり城を見上げるまでのカットなど、テレビでは絶対に観えない位置に和田倉を置いている。
 シンメトリックな構図は冒頭のタイトルバックの城の廊下のみ。
 このカメラワークと照明テクニックがこの作品の演出の大きな部分を占めている。
 そして音楽。
 心理的な不安感をそそりながら嫌悪感のないシンプルな効果音のような音楽。メロディラインはほとんどない。それが全編に流れている。
 この頃のこの手のシリアスな作品はとことん音楽を使わなかったりする。大地はそれがいやだ。音楽には頼らないというようなお高くとまったような芸術肌の演出のこしゃくな感じがキライ。
 でも、山内監督は惜しみなく使っているのだ。絶妙に。ちゃんと娯楽作品をわきまえているってことだよね。
 娯楽作品の演出にはベースには「普通」がなくてはいけない。分かる人が分かればいいではダメなんだよ。「シン・シティ」はそれに近い気がするね。っていうか俺にはナニが何だか訳わからんかったよ。感情移入が出来ないのはイヤなんだよね。

 さて、桜井くんがキッチンに立ち焼きそばを作り始める。
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 宴会は浅生さんの「捨て犬」の話になる。
 知らない人もいるので、その場で「捨て犬」DVDを掛ける。
 掛けっぱなしで今度は「ギャグ日」の話。
 ここで「捨て犬」一旦中止して「ギャグ日」DVDをみんなで観る。
 何度観ても面白いぜ!
 終わると再び「捨て犬」を掛ける。

 それぞれの洋画ベスト10を書き出そう、というコトになる。
 これ、「赤塚不二夫のことを書いたのだ」で赤塚と武居記者がやっていたのだ。
 そこにいる10人が出した「洋画ベスト10」、実に様々。あんまりかぶる作品がないのも面白い。全部書き出してみたいくらいだけどね。
 それを発表しながらそのひとつひとつにみんなであーだこーだ言うんだから時間は経つよ。
 それにしても俺はそこいらのほとんどを観ていないし、みんなは実に良くいろんなものを観てると思ったね。
 この時間のある今のうちに片っ端からそれらを観て行こうと決意!
 その時書いた俺のベスト10だけ。ちなみにアジア映画も洋画としてます。

●大脱走
●サボテンブラザーズ
●トゥルー・ライズ
●リーサル・ウエポン2
●荒野の七人
●少林サッカー
●プロジェクトA
●スクール・オブ・ロック
●スーパーマン2
●チャーリーズエンジェル フルスロットル

で、この時書かなかったけど20までOKなら、

●チャップリンの街の灯
●チャップリンのライムライト
●ダイ・ハード
●ブラックレイン
●アメリカン・グラフティ
●男たちの挽歌
●ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ
●JSA
●猟奇的な彼女
●知りすぎていた男

 ……かな。
 面白いだけでなく、傑作だと思ったものだね。

 てな感じでわいわいと朝まで話していて、いつの間にか「捨て犬」は2巡目に入っていた。早朝6時くらいに解散。
 ああ、面白かった。
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2005.10.07(金)
 ラピュタで「忍者狩り」を観る!!!!
 ようやくこの時が来た。
 この映画をスクリーンで観るためにこの企画をしたよなもんだもん。
 この映画、近衛十四郎のファンだったからたまたま出会えた作品だが、今、日本映画の中では間違いなくナンバー1だぜ!!!!
 あんまりカッコ良過ぎて涙出た。
 「こうしなければ忍者は斬れんのだ! 俺は蔵人を斬るためにこの城に来た!」
 ここで泣ける。
 そして、最後の蔵人を斬った瞬間の演出。同時に開けられる廟の門。だが誰一人蔵人にも和田倉にも気を止めるものはいない。お世継ぎと奥方を助け出すのみ。
 ひとり和田倉が八右衛門の死体を見てガク然とする。
 思わずぼろ泣きした。
 カッコイイだけでなく徹底的に非情。
 セリフのやり取りが死ぬほど渋い。って言ってもセリフのやり取りではないんだ。
つまりセリフに対して近衛が無表情で答えるの。
 すっごい存在感の近衛十四郎。
 目的のためには罪のない味方もどんどん斬り殺していくという手段を選ばない近衛和田倉の狂人ぶりが物凄い迫力。初めて観た中学生の時、腰抜かしそうになったもんなあ。
 ラストの蔵人との暗やみの死闘は改めて凄い。暗い中で戦う恐怖、緊張感をチャンバラではなく近衛の表情で表現してるんだわ。剣の殺陣でなく存在感の殺陣。
 凄いよ凄いよ大興奮だよ!
 スクリーンで観られてサイコー! しあわせだわ~~~!

 夕方の回も見て一日に2回「忍者狩り」を見る。
 実は昼の回を見た時に気がついたんだけど、この作品こんなに大好きだったのに、中学の頃にテレビで見た2回以来、ちゃんと見てなかったみたい。
 今日初めて見るシーンがあったりして。
 ビデオは持っているのだけど、それで安心していて、あの家臣を斬って行くシーンとラストだけ繰り返して見ていて、通して見ることをしなかったみたい。
 逆に新鮮で良かった。

 昼の回はじゅうよっつさん、中村半次郎さんと合流。見終わった後にTAHITI STUDIOで「忍者狩り」談義。半次郎さんのデータの細かさに夜の回はまた違う楽しみが出来た。
 特に斬られる忍者は国一太郎さんという役者であると聞いた。
 オカゲで次の回はこの国さんの顔をようやくインプット。
 何度見ても斬られる忍者の顔なんか気にならなかったもんな。
 二度見るとまたいろいろな細かいところが見えてくる。
 明日また見るぜ!
 明日は何たってこのイベント自体ラストだからね。
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2005.10.06(木)
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 三鷹に行ったのでまたハルピンの餃子を食べる。
 もお、もお、もお、もお~~~~~、サイコーじゃああああ~~~~~ハルピンのギョーザアア~~~~~~!! うおおおお~~~~~~~~!!!!!! やかましいわ!!!

 それ以外は次第に仕事モード。
 せっぱ詰まらない感は相変わらずなので熱は入らず。
 しかし、やりたいことがだんだん盛り上がって来ていて一部企画に入る。もはやアニメだけではなくいろんなことがやりたい。いろんな表現がしたい! 映像だけでもなく。
 アニメでも、多様な表現をしたい。小さなモノから大きなものまで。
 ……なんちゅー意欲はあるが、それだけでは成立しないからねえ。
 誰かばく大なカネくれねーかなあ。くれんわ!
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2005.10.05(水)
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 麗子と花実さんのライブを見に行く。
 花実さんはノルシュテインのパーティでたまたまお会いした方で、ずっとライブの案内をもらっていたのだが、今回やっと時間が出来たので行けることになったのだ。
 指向が多分麗子に近いんじゃないかと思って彼女を誘って行った。
 すごくきれいな声で、雰囲気があって、演奏が良くて堪能。たまにこんなライブに出掛けるのはおしゃれだね、ホホホ。

 さて、このところ、江口寿史、田村信と古典名作映画を観てるか観てないかという話題で盛り上がっていて、江口寿史は「大脱走」「荒野の七人」を観ていないという。
 このふたつは大地も田村信もオススメなんである。
 アメリカ映画のベスト2と言ってもいい。
 田村信の「『大脱走』も観てない男が『ひばりくん』描いたんかい!」と言うコトバは笑った。
 ところがこの手の古典、俺も観てないものがたくさんある。
 そのひとつが「ロッキー」。
 江口寿史が「えーーー『ロッキー』観てないのう~~~?」という。ううう、なんか恥ずかしい。なんか悔しい。
 イや実は「ロッキー2」は観たンだ劇場で。
 ちっとも面白くなかった。しかも寝た。……ということを言ったら「ロッキー」観ないで「ロッキー2」観るからだと言われたのよ。
 そりゃそうだよね。
 ということで観たよ「ロッキー」。

 物凄くつまんなかった。

 同じだよ「ロッキー2」と。
 有名な最後の「エイドリアーーーーン」のシーン。ちっとも感動しなかった。
 わっはははははは!
 ダメなもんはダメですな。ああ、すっきりした。
 と言うわけで「古典映画を観ようの会」はまだ続く。
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2005.10.04(火)
 よーやくインストール出来たiDVDなんだけど、どーしても最後にDVD作成が出来ない。
 で、またサポートセンターに電話。
 結果は「お客様のMacではDVD焼きが出来ません」とのこと。
 え~~~~~~~!
 なんだよお~~~~!
 大体からしてパソコンの世界はこんなことばっかり。
 キライ!

 ラピュタ「海賊八幡船」を観る。
 つまらない。
 沢島忠なのにつまらない。
 画面はめちゃくちゃ力があるのに、つまらない。
 主演の大川橋蔵がなよなよしてるのが原因ではないようだ。
 その大川橋蔵のキャラとか設定が普通なのが問題かもしれないけど。
 「殿様弥次喜多」にしても「暴れん坊兄弟」にしても「森の石松鬼より怖い」にしても主役が大体クセがあってバカ。ストーリーも破天荒!
 でもこの「八幡船」の大川橋蔵は普通なんだよな。
 そこが物足りない。
 で、ストーリーが進まないし、コレも普通。
 描写ばっかりなんだよね。モブシーンはかなりなんだけどね。
 っつーことでちょっとしょぼんの本日でした。ちなみに「八幡船」は「ばはんせん」と読むんだって。放送禁止用語は他のどれよりも多かったね。
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2005.10.03(月)
 神戸からの帰りの新幹線で「赤塚不二夫のことを書いたのだ」を読み終わる。
 最後はほろっと泣く。
 赤塚不二夫、まだ存命だけど泣く。
 これは伝説の赤塚番、武居俊樹記者が、近くで見た赤塚不二夫を徹底的に描写したもの。
 武居記者の主観は入っているだろうけど、結構赤裸々だ。
 アニメ界の赤塚不二夫になりたい大地だけど、トーテイ及ばぬセンスと情熱。
 でも、真似だけはしたい。
 ギャグを追及して生きた人の晩年はいつも哀しい。
 エノケンも三波伸介もトニー谷も赤塚不二夫も。「哀しい」のはでも「笑い」をやって来た人故にだ。言い方を変えればかっこいい!
 赤塚不二夫に人生をもらった大地丙太郎だ。
 もう一度ここで人生のおさらいをして、改めて赤塚不二夫になりたいと宣言するよ!

 東京についてすぐにラピュタに行く。
 「十兵衛暗殺剣」を観る。
 もう何度も観た映画だけど、スクリーンで観るのは初めて。
 しかし、神戸の疲れが出てうとうと……。むむむ、がんばるがうとうと……。
 何度観ても近衛十四郎の柳生十兵衛は渋い! サイコー!
 でも、何度か前からひそかに感じていたこの映画の欠点が、今日は浮き彫りになってしまった。
 どー考えてもおかしい、納得行かない部分がいくつかある。
 一番おかしいのは……。って、まあいいや。そんなの野暮じゃ!
 まあ近衛十四郎の柳生十兵衛がかっこよければいいんだ!
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2005.10.02(日)
 「アニメーション神戸」。
 「eクリエーターズフェスティバル」。
 例年ちょっと進行が堅いので、今年はざっくばらんに進行させようと、頭から登場してほとんど台本ナシで進行してみた。ちゃんとした進行は司会の伊東久美子がやってくれるからね。
 そしたらホントぼろぼろ。わはは。
 今回はアニメーション神戸10周年ということもあってプログラムが多く、リハに時間を費やせない。その分細かい段取りの確認しないままだった。壇上でうろたえる俺。
 いちばんうろたえたのは表彰を俺がやるの忘れてて、なんで真ん中にマイクがあるんだ? と、片づけてしまった。後ろ見たら表彰状を持ってきているスタッフ。
 そこで気がついたんだわ。
 しかも副賞忘れて終わってるつもりでいたわ。またびっくりしたよ。後ろに副賞持ったスタッフがいて。
 いや、スタッフの皆さんにはご迷惑をかけたけど、コレが狙ってた雰囲気なので良しなのだす。
 おかげで上映作品を素直に楽しめるイベントになったと思う。
 緊張するイベントじゃないんだ。お祭りになったほうがいいんだ。
 しかし、今回の応募作品は全部面白くなってた。この調子この調子。作っているみんなの楽しんでいる様子がよく分かる。それがいいんだよね。来年はさらに楽しんで作ってもらいたいね。思い切ってね。とにかく思い切ってやろー!
 15秒ショートアニメも21作品。面白い。これも回を重ねたらもっと面白くなるよ。出清くなるよ。この15秒ショートは簡単に誰でも作って応募出来るからと思って新設したコーナーなんだから、来年はみんなもっと作品出せよお~。面白がればいいんだからね。
 最後に大地の例の10周年お祝いショートも上映。
 楽しかったあ~。

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2005.10.01(土)
 アニメーション神戸に出席するため、神戸に向かう。
 新幹線の改札前に着くと出発の30分前。余裕があるのでちょっとぼんやりすることにした。
 見渡すと、今昇ってきた階段を下りないとベンチがない。
 フト、端っこに行って階段の上の手すりに寄りかかることにした。
 坐りやすい体勢になっほっとしていると向こうから今回の司会役でアニメーション神戸に参加する伊東久美子の姿が見える。
 なんじゃあいつ、ひとりで笑ってやがる。アホやな。
 どうやら気がつかないようなので声掛けてやるかと思っていたら、ぐるっと柱を回った所でこっちに向かってくる。
 なんだ気がついていたのか。
 「大地監督、そのカッコ~」
 「え?」
 「遠くから変な風に座ってる人が見えるから誰かと思ったら大地監督じゃないですか」
 「変? 俺の座り方変? どれ、ちょっとじゃ写真撮って見」
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 ホントだ。
 アホは俺かい!
 自分の姿ってのは、案外気がつかないものでございますね。
 これ、ホントにリラックス出来るポーズだったんだわ。
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