日々は楽しい♪

2011.01.31(月)
ホノルルマラソン完走日記の最終回ですよみなさん。
お待たせしました。

30キロ時点を乗り越えるべくスケベ力に頼ろうとした大地丙太郎はスケベ力の弱さに打ちのめされて35キロ地点に向かっていた。

ここでiPodを装着。
ジムや外ランニングの時にずっと聞いていたランニング用のコレクション。
小布施のハーフマラソンでも最後の2キロで大音量で聞きながらゴールインしたのだった。
しかしフルマラソンになるともうただ聞いてるだけですね。
だってまだあと8キロくらいあるんだもん。
でもなんだか強い味方の応援団って感じだったな。
一番発奮出来たのは「十兵衛ちゃん」の挿入歌「ボ~イっすあん」。
これ、傑作だわ。ナイスランニングビート。

さて、やがて35キロの標示。
いやあ、ここまで来たかっです。
そして単調だった高速道路もここで終わる。
なんかへろへろながらも気持ちは新たになる。
ここからの別荘街がなかなかいい景色。
それぞれのお宅からの応援物資なんかも出てる・・・いや出てたらしいけど、もうオレくらいのところではなくなってるの。道にオレンジの皮がたくさん散らばってる。
速い人たちはこれ食べたんだね?食べたんだね!?
110218ホノルル01
中に何故かカウベルを鳴らしてるおばちゃんがいた。まあスルーしたんだが、後から聞いたらオレたちチーム勇足(仮)のメンバー、ハワイが実家の竹内ねえさん(雑誌編集ウーマン)の母上だということが判明。実家の前がコースなんかい!

さ、もうすぐだ、もう少しだという気持ちが高まってくるが、考えてみたら皆さん、行きに走ったあのダイアモンドヘッドをもう一度越えなくてはならない訳ですよ。あの坂道を。
とおもうと「まだ結構あるじゃんっ!」。
もう帰りのダイアモンドヘッドは気力のみでした。
下り坂の途中で、ようやくきりの良い「40キロ地点」を越えます。
あと2.195kmなわけです。
110107ハワイ25

ダイアモンドヘッドの下り坂が終わります。
前方に見えてくるゴールのカピオラニ公園の一角。
そして標示。

「あと1キロ」

その看板を見た瞬間にこの2010年の一年間がよみがえって来たのです。
「ホノルルマラソン」を目指して初めて5キロのウォーキングを始めたのが、1月11日
それから体を運動モードにしてコツコツとトレーニングを始め、ジムも通い始め、徐々に走れるようになり、10キロランをキープ。5月には神戸ラン、京都ラン、6月には上田ランと、旅ランを楽しみ、7月には小布施ハーフマラソンを体験し、11月で27キロランまで距離を伸ばし・・・とにかく、このホノルルマラソンに向かって過ごして来た1年だったのです。
そのホノルルマラソンが、あと1キロで終わってしまう。
オレの1年が、あと1キロで終わってしまう。
そう思ったら、万感の思いがこみ上げて来たのです。

涙があふれ出た。
鼻水も。
泣けた。

あとは痛い足を引きずったまま、走っているのは形だけ、ほとんど這って歩いているのと同じ状態で、鼻水、涙でぐしゃぐしゃになりながらそれでも自分の中では“走った”・・・のです。

そして・・・そしてそして・・・

ゴール!!!!
110107ハワイ26

大地丙太郎(54) ホノルルマラソンに懸けた2010はこの瞬間に、最高のピークを迎えたのでありました。

楽しかった。
ああ、楽しかった楽しかった。
終わったあ~~~~~~~~っ!!

















110221ホノルルマラソン99

記録は7時間23分・・・でした・・・。
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2011.01.30(日)
いやいやみなさん、どえりゃ~更新滞っちゃってすんまへん。
続き気になるコールが結構ありましたが、そんな大したコトではありまへん。
さて、下の写真を見てくだされ。
どえらい疲れた背中のランナーたち。
ほとんど走ってないじゃん。
それに引き換え、反対車線を戻ってくる早いランナーたちの颯爽とした走り。
やぱりここに違いが出るんだねえ。
そして早くあの反対車線を走りたいと思うのでありますよ。
沿道からは「そろそろ折り返し地点だぞう」という声に心のなかで「うひょほ」と叫ぶオレでした。
しかし遥か前方を見ても、折り返し地点は見えてこないのです。
それから延々と走る走る・・・歩く・・・歩く・・・
110107ハワイ21

すると、前方にちょっとした広場が見える。
テントとか張ってる。
あそこだっ!
きっとあそこが折り返し地点だっ!
よし、ちょっと鞭入れるぞうっ!
少しテンションが上がるオレでありました。
オレの折り返し地点のイメージ画です。
110207ホノルル01
折り返しと書かれた(まあ英語でね)でっかいコーンがあってそこを文字通り折り返すのだ。
ようし折り返すぞうっ!
テンションは上がります。
ところが見えて来たその折り返しと思われた地点。このコーンはない。それどころか、右にターンするはずのランナーたちが、左に折れている。
ええ~~~~~っ!!!!!??????
110207ホノルル02
おっかし~やろっ!
折り返しは? ねえ、折り返しはあ~~~~~????
いや、これがものすごいダメージになりました。
もうへろへろな精神でその列について、オレも仕方なく左に折れる。すると右に見えて来たのはでっかいレイク。
110107ハワイ22
え?まさかこのでっかいレイクを回るの?
折り回りじゃん。だれだ、折り返しもう少しと言ってたやつわ~~~~!!!!
110107ハワイ23
2~3キロくらいあったんですよ奥さん。
110207ホノルル03
そういや公式ガイドブックにはこんな感じのコースが書いてたったっけなあ~。
でもわかんないんだよね~、そのスケール感とか。
で、こうして折り回って来たところでへたばり休憩をするオレ。
そして、ずっと解放したかった失敗したテーピングをようやくここで外したのです。
ああ、なんちゅう軽いんじゃ足。
もっと早く外せば良かったよ~~~。
さて、気を取り直して、30キロ地点を目指してまた走り出すオレ。
110107ハワイ24
さて、ようやくあこがれのハイウェイ反対車線であります。
が、しかしっ!
もういねえよほとんど下り斜線走るランナーなんか・・・。
なんか悲しい・・・。
ま、いいや、そんなことが目的ではないのだ。
さてさて、そんなこんな、すでに足もかなりダメージが来ているので半分歩きながらの30キロ地点目指し。
なんとか気力で来たのです。

さて、ここからです!

と、いうのは、フルマラソンの一番きついのは30キロを超えたところからだと言われているからです。
しかも、オレも27キロを越えたところで自分未踏の走行距離に踏み込んでいるわけです。
でも、30キロ地点に来たところで感じたことは、あとはカウントダウンじゃん。ということです。
そうなの。
カウントダウンの楽しみって大きいよね。
しかしながらだいぶ走ることがきつくなっているオレ。
なにか楽しみはないか、なにか楽しみはっ!
そうだ、そういえば来る前に聞いた、経験者の方のアドバイスがあった。
「自分と同じペースの人を捜して一緒に走るのです」
わかりました師匠っ!
ええと、自分と同じペースで走ってる女の子、自分と同じペースで走ってる女の子・・・おい、師匠は女の子とは言ってなかったっての。
あ、いたっ!
なんだか可愛い二人組の女の子。
この子たちそういえば20キロ地点辺りからずっと一緒だ。
追い抜いたり追い抜かれたりしてる。
しかもふたり上から下までお揃いのピンクのウェアが可愛い。時々ハイタッチなんかしながら励まし合いながら走ってる姿もけなげで好き。
よし、大地さんと一緒にゴールまで行きましょうっ!と、心の中で言って同じペースで走り出す。
ふふふ、この疲れを癒すのはやっぱりスケベ力ですなあ~。
ところが1分くらい走ったら、この二人完璧にへたばった。
「もうだめえ~~~」
と、測道に座り込む。おいおい、ハイタッチとか今回はしない訳?しないんだ。
さよーなら~~~~。
ざんねん・・・。
ちなみに二人のお顔は最後まで見られませんでしたよ。
さて、では、ほかに同ペースの女の子はと。なに女の子限定なんだよっ!
いたいた。
またいました。同じペースです。しかもやっぱり二人組。
って、この二人も並走始めた途端に同じようにへたれこんだ。
だらしねえぞコラ~。
めげないオレは三組目を見つける。
今度はグレーのシャツでお揃いの女の子二人組。結構いるね。
よし、今度こそ一緒にゴールしましょう。
はっはっはっは、はっはっはっは、はっはっはっは。。。
はっは。はっは。はっは。。。
あの。はっは・・・ちょっと・・・はっは・・・はや・・・はや・・・はやいわ~~~~~っ!
どんどんはなされるわ~~~~~。
全然同じペースじゃないわ~~~~~っ。
見えなくなったわ~~~~~。
遅いわオレ~~~~~~~。

はあはあ・・・スケベ力発揮出来ず・・・・。
おれってそんなスケベじゃないんだなあ~~~。

と、ここでまた、続きはホントに近いうちに・・・。
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2011.01.05(水)
101227ハワイ16
ダイアモンドヘッド道を越えると下りの高原の道。
なんか最初の息抜き的なポイントでみんな写真撮ったりしてる。
ぐあ~っと奥まで先を走って行くみんなが見えて面白い。
そこをしばし走ると、ハイウェイになる。
これが長くて飽きる・・・と、触れ込まれていたが、確かに長いんだあ~。
101227ハワイ17
しかし、見てください。
ハワイらしい木々が覆っていたりして、思ってたほどの飽きではなかった。
が、延々先を走る1万人が見えてるってのは結構凹む。
走っても走っても尚前があるんだもん。働けど働けど尚我が暮らし楽にならざり じっと手を見る・・・的な。なんじゃその例えは。
15キロを越えた辺りからさすがに歩くようになって来た。
しかし、結構元気に歩く。
「月影兵庫」歩きと自分で呼んでいたんだが、大きく手を振ってがつがつ歩くスタイル。
101227ハワイ18
さて、反対車線はもうがんがんと折り返して帰ってくるランナーたち。
すでにかなりの数いる訳である。
そこで(多分20キロ地点前だった)いち早く帰って来たチームの女子に「大地さん、がんばって」と声掛けられた。うわ、早っ!
早いとは思ってた人だけど、早っ。
しかし、先はまだまだまったく、見えず。
いつになったら彼女の辺りまで行けるのだろう。
唯一良かったのはすれ違った時点で、オレ、走ってたことだ。あれで歩いてたらかっこわるいもんなあ。
そしてようやく20キロ地点。
自分的には、まだまだ余裕の地点ではある。あるが、ハーフマラソンならここで終わりなくらいまだ半分なのです。
110105ハワイ19
この時点で3時間35分。
実はハーフまであともう少しある訳です。
あと1キロ弱で正しいハーフ地点。
そのハーフ時点での記録は残ってないけど、完全に小布施ハーフより懸かってる。
3度のトイレタイムがかなりロスしてるんだなあ。
110105ハワイ20
ハーフで5分休んだ。
そして、かねてよりの予定通り、Tシャツを脱ぎ捨て、日本でのトレーニングスタイルになる。
さて、そこから30キロまでがまあ大きな難関。
27キロが今までの一番長い走り距離な訳で。
でも走る、歩きながらオレは走るのだ。
「もうすぐ折り返し~」という沿道の声も聞こえる。
折り返しを求めて。
折り返し地点でターンをするオレを脳裏に描いて、走るのだ歩くのだ。
だが、そこに今回最大のショックが待っていようとは、思ってもみなかったのだ。
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