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2017.04.12(水) 国定忠治を知ってる?
上州(群馬県)沼田に生まれた親父は、郷土の英雄である国定忠治をこよなく愛している。
国定忠治とは、江戸・天保年間に活躍(?)した俠客。
「国定忠治」は「くにさだちゅうじ」と読み、決して「こくていただはる」ではない。
本名は長岡忠治郎。国定は地名。忠治は忠次だったりもする。
国定一家の親分である。
新国劇や映画で英雄化している国定忠治は、天保の大飢饉の時に、容赦なく年貢の取り立てを行い、農民、庶民を苦しめた悪代官を叩き斬り、役人に追われ、一家で赤城山に立てこもる。
関八州の役人の追っ手がなかなかに手強いため、忠治は国定一家を解散させ、故郷を捨て、バラバラに逃げるコトを決意する。
その一家離散の名シーンがある。
国定忠治と言えばこの台詞である。
「赤城の山も今宵限り 可愛い子分のてめえ達とも 別れ別れになる門出だ」
「雁が鳴いて 南の空に飛んでいかあ~」
「加賀の国の住人小松五郎義兼が鍛えし業物、万年溜めの雪水に洗い清めて 俺にゃあ生涯(しょうげえ)てめえとゆう、強い(つええ)味方があったのだ」
少しずつアレンジが加わるもののだいたいがこの定番台詞。
親父はこの、弱きを助け強きをくじく…が大好きなのだ。
先日の89歳の誕生日に撮った親父の写真を持って、今日似顔絵屋さんに行ってきた。
写真から似顔絵にしてもらうためだ。
その時のリクエストで似顔絵屋さんに「国定忠治」の扮装をさせて下さいとお願いしたのだ。
と、その若い…20代か30代前半に見えた…似顔絵描き屋さん、国定忠治を知らなかったのだ。
いや、さもありなん。
今時、国定忠治の演目などほとんど世間では見当たらないのだ。
そこで検索して出てきた画像を参考にお渡ししてこの衣装でこのポーズで、この背景でと指定した。
そこにカミさんが、雁も飛ばしてもらいましょうよ。あの名台詞も伝えましょうよと言う。
いや、台詞を伝えてもどうしょうもないでしょ。そんなことはない、参考になる。そもそも設定がわからないもの。…みたいなやりとりをしつつ…。でも絵のリクエストは出来たと思っているので今日はそれで引き上げて来た。
その後、ジムでへこへこストレッチなどしながらそのコトを回想していた。
そしてテレビなども反社会的勢力の描写に敏感になって来たことも含めてか、「やくざ物」が極端に少なくなって来た。時代劇にも「やくざ物」「股旅物」も見られなくなって来た。いや、この辺は時代劇自体がないのではあるが、もしあったとしても「やくざ物」はやらないと思う。
反社会的勢力を賛美しない描きは賛成なの、もちろん。でも、国定忠治や、股旅物には、義理と人情、漢気などが描かれていたと思うんだ。コレを描写しないのはさみしい…と、俺は思うんだ。
特に「漢気」なんてのが薄くなってる昨今、もっとこの辺を描いた方がいいんじゃないかなとね。
いや、それより、縞のかっぱに三度笠ってのはかっこいいんだよ。
そんな訳で『国定忠治』という題材をなんとかしたい俺がいるわけだ。
そして、大いにこの話は続くのだ。

国定忠治で検索するとこの写真が出るけど、これは俺の撮った写真だよ。
続きにこの時の話も書くと思う。
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