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2017.05.25(木) 増子プロデューサーおもしろ話の話
昨日、寝る前に、ツイッターでシンエイ動画の増子プロデューサーの昔話を書いていた。
内容はこんな感じ。
「ヤマカンとのニコ生で話が出たシンエイの増子プロデューサー、あの時は褒めたけど…いや、大好きっすよ、いろいろやらかしてもくれてるけど大好きっすよ。とにかくぶっきらぼうというのか大雑把というのかその辺が好きだし熱も大好きな人なんだけど、この人のひどいお言葉がふたつあるのですよ…
おぼっちゃまくん時代の話。大地の演出デビューの作品。こう、演出してて、自分の思ったようにならなくてイライラする。作画が意図した原画を描いて来ない。もうガマンも限界だって時に増子さんにちょっと文句を言いに行く。
もっといいアニメーターいないんすかねっ!
増子さん「いねえよ」
「だから演出力で面白くするんだよ」
ちくしょーっと思ったけど、いないんじゃしょうがない。演出で面白くするってなんだ?どうすりゃいいの?いろいろ考えて考えて作画の力を借りなくても面白くする演出法を編み出すわけですよ。でもね、面白いものを作ってるとやってきてくれるの、うまい作画さんが
大地さんの演出、わかるんだけど、いいアニメーターがいたらもっと面白くなりますよ。それは俺です。とかね。そしてマッドハウスの丸山さんも同じことを。今は本当に良き作画さんに恵まれてるけど、増子さんのあの言葉で演出を磨きまくったコトになったかもしれない。
コレがひとつ。
もうひとつが…
これは先輩の秦さんが増子さんに陳情に行った話を聞いた話(^^)
「ギャラ上がりませんかね?」「上がんねえよ。二倍やれよ」
聞いてくれよ大地、そんなコト言うんだぜって先輩の言葉に俺も絶望した。
上がんないんだ。
そして、俺は人の二倍やることを心がけたのだ。」
ってな感じの話。
そしたら、ちとこんなツイートを見つけた。フォロアーじゃないし、本人は全く悪気はないと思うので単純に引用ね。文句をつけたいわけでもない。
「大地丙太郎監督のお話、それは確かに分かるんだけど、それはいわゆる天才が確かにいいものを編み出すための一つの処方箋であって、現状クリエイターや役者さんを目指す方が膨張して増えた現状のアニメ界の救済に直接効く万能薬ではないのでは…
それには市場の激烈なダイエットとリストラがいるような」
文句をつけたいわけじゃないけど、ちょっと言いたかったのは、あれは増子さんと俺のおもしろ話で、決して業界こうやれば良くなるぜっていう提案じゃないよ。ないからね。
そこんとここの人は勘違いしてるので。アニメ界の救済の特効薬なんかにゃなりませんよ。だけど、俺は個人的にこの増子さんの投げっぱなしのひっでえ発言のおかげで努力してみたって話よ。みんなにやれなんて言ってないよ。
あとオレ「天才」って言われるのがヤダ。いやたまに自分でもオレ天才と思うことあるけど人に言われたくない。
むしろ努力のひと、あがくひとと言われたい。自分の演出本に「天才監督」と書いてあったけどアレは編集者が勝手に入れたのでオレはむしろ恥ずかしい、ダサいと思っているよ。
 
それから、増子さんはホントにいいアニメーターなんかいないって思ってたわけじゃないよ。駆け出しの演出屋が自分の努力もしないでうまいアニメーターを求めたことをたしなめたのさ。
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