日々は楽しい♪

2017.07.04(火) そうだ 京都に「なまくら刀」を見に行こう



を、観に行ったのだ。
手まわし映写と活弁と生演奏の4分アニメ☆
アニメ100年を実感して来た☆
京都は暑いよ。

かっすん、高島と歩きアイス☆
さて、レポート。
徐々に書き足して行こう。
ーーー
「なまくら刀」ここで観られます。
http://animation.filmarchives.jp/works/view/100183

なんと「なまくら刀」全編見られるとは。
解説は後で読むとして、ここに、7/1の京都行きのなまくら刀見聞旅を加筆して行きます。
昨年のアニメ放送ずっこけ事件からアニメ界のマイナスな報道が続いてて…いや、俺もクソPだのなんだのわめいた口であるのだが、見てはいないが見る気もせんが先日のクローズアップ現代みたいによそから「ブラック」だなんて言われるとちょっとカチンと来るタイプ。
「うちの母ちゃんムカつくんだよあのババア」と自分でいうのは良いんだけど、他人に「だよなお前の母ちゃんブスだし性格悪いよな、クソババアだよな」と言われると「うるせえ、母ちゃんの悪口ゆうなよ。母ちゃん、本当は優しいだぞー」とか言い返したくなる感覚と同じ?
(クローズアップ現代の話はちょっと伏線)
そんな時に確かバニラちゃんのTwitterのRTでこの「なまくら刀」を手回し上映してその上弁士生演奏までつくイベントがあると知り、スケジュール帳を見たら空いてないこともないので日帰りで京都行きを決定したのであります。
かっすんとまんきゅうを誘ってみた。まんきゅうはスケジュールで無理だったがかっすんが参加。
行きは別々。
かっすんは京都大学…じゃない、立命館大学だからね。馴染みの地。別の予定も組み込んだようです。
大地は4時半起きで、久々着物での旅行。朝イチで半襟を付けたりして。
新幹線は8時発。
寝不足もあって新幹線では爆睡。
割と慌てて降り京都着。10時過ぎ。
現地の女優・高島花音と合流してあまりに暑いので漫画ミュージアムに直行。
正式にはここ、京都国際マンガミュージアムというんだな。
入館料800円。
ここも、京都ではよくあるレトロな学校の跡を利用しているようだ。が、帰ってから知ったのだけど、俺の大好きな立誠シネマが7月いっぱいで壊されるとか。
あの廃墟感はかなり好きな建物だっただけに残念すぎる。大根仁監督も、京都らしくないとツイートしていた。
いや、横道それるな。
館内に入ったけど弱冷房のためか汗が引かず、びっしょりの下着をトイレで着替える。着物で下着だけ替えるのって大変>_<
あ、なんで着物で来たかというと、最近着てなかったのと、下川凹天風にって感じで、コスプレの意味もあり。
上映は午後の13時半からだし、時間があるので館内をひと通り回り始める…けど、めちゃ迷路やなここ。
山岸凉子展などやってたのでそこも見る。山岸凉子さんの作品は大地は中学か高校の頃だったかにバレリーナの同級生に借りた「アラベスク」を読んだのみ。全然覚えてないけど、面白かったことは確か。
平安を舞台にした「落窪物語」という作品の絵が良くて後で売店や山岸凉子コーナーを探したけどその展示のもの以外はなかった。今描いてるおじゃる丸のコンテに役立ちそうだったのだけどなあ。
さて、ちょいとアム内の喫茶でサンドイッチとビールを一杯飲みまして、一旦、二階の「アニメことはじめ展」を見ます。
下川凹天さん、幸内純一さん、前川千帆さん二枚目~、北山清太郎さん、愛嬌顔~。
ひと通り展示を追っていたら、何やら上映コーナーが。
なんとそこで「なまくら刀」がはじまった。まったく予備知識ないので見始めました。
いや、当然そこでは完全サイレント…だったため、ぐー…いきなり寝ました。だって今朝早かったからなー。
というわけで半分くらいしか見ないまま、本ちゃんのイベントの時間が来ました。
いよいよ上映会場へ。
この上映はアム料金のみで入れるのです。つまりイベント料金自体は無料。
会場に入ると真ん中に、かの手まわしプロジェクターが鎮座ましましてる。上の写真がそれですよ。
OKが出まして、お客さんがみんなたかって撮影会です。
私も何枚も撮りましたよ。フィルムがかかってるのがわくわくものですね。フィルム自体最近見ませんもんねえ。
会場でかっすんとも合流。
いよいよ上映が始まるのですが、めちゃ緊張。だってさ、上で見た時のように寝てしまったら…。
たった4分の上映に寝てしまったら、東京から激務を押して来た甲斐がないじゃないですかーっ
会場はふつうの上映のように、椅子が並べられているのだが客席の前方にある映写機の前にさらに何故かくったりソファが配置されていた。
そこに、ほふんと体を埋めて特等席感を味わってるひとがいる。え、こんな席もあり?と思ってたら「いいですよ」とMCの方。
あとからこの方が新美ぬゑさんと知りました。(女性の方かと思ってました)。
さて、順番は忘れてしまったのだけど、活動弁士の大森くみこさん、演奏の鳥飼りょうさんが紹介され、 映写技師の…あれ?映写技師の方の名前を忘れた。
お待ちください。
どこかで調べてまいります。
松本夏樹さんでした。
HPにも出てないってえー>_<
 
はい、この件に関して、主催者様のひとり(で、いいんですよね)森下豊美さまからリプがありました。
 
松本夏樹先生のお名前がサイトになかったのは、実は会期途中で大変有難いことに、松本先生がボランティアで「なまくら刀」の手回し映写機でのフィルム上映の申し出をして下さって、サイトに追記のお願いをし忘れてた私の失態です;;
 
そうだったんですね。
いえいえ失態だなんて…
 
その松本さんが「みなさん、もっと前に来てください。映写が相当暗いのでお席から見えないかもしれません」
さっきも二階の展示コーナーで見てきたばかりだし、最近はDVD上映にも慣れてしまっている俺としては半信半疑ながら言われたとおりそのソファの後ろまでいく。そこでうんこ座りである。ソファを選んだ人は正解だなあと思いつつ上映が始まりましたよ。
松本さんの手がハンドルを回します。
画面が、そう、思った以上に画面は小さく暗かった。なるほど納得。
生演奏に生活弁。軽快な活弁が入ると眠いどころではない。どんどん引き込まれていく。
活弁ライブはコレでも山崎バニラちゃんや坂本頼光たちで結構慣れ親しんでいるのではあるが、多分初めての人も多いはずだ。
ともあれ、我らは今、100年前の国産第一号アニメと言われる「なまくら刀」を生活弁、生演奏、生手回し映写で堪能しているのである。
あ。
その手回し映写は堪能していないぞ。俺は4分間を上映されている画面に釘付けになるところだった。松本さんの手回しの様子を見なくては。
ちら。
おお、けっこうスピード感ある回しだ。
と、言うわけで、なまくら刀、全編の上映が終わり拍手。
終わって、みなさんのインタビューがあったと思われますが、ちと忘れ始めてますので、一番書きたかった松本夏樹さんのお話をしたいと思います。
手回し映写をしてくださった松本夏樹さんは、他ならぬ「なまくら刀」のフィルムを見つけた方なのだそうです。
びっくりー。
それがまたそんじょそこらのただの骨董市で見つけたってんだから驚きだみなさん。
そこまでの話をまた淡々とポーカーフェイスで語る松本さん。
いや、見つけた時のコーフンとか。そーゆーの聞きたいっ!と、思っていたら、こんな言葉が…
「私は何年もこういう古いフィルムを探しておりますが、見つけた時に、おおーっとか顔色変えてはいけない。足元を見られてしまうのです。どんな貴重なフィルムを発見してもなにくわぬ顔で淡々と買うのです」
なるほどー。
これが今回、一番面白かったお話です。
松本さんが「なまくら刀」を見つけた時コーフンしましたという、別のテレビ出演の時のインタビューをその後見て、よかったちゃんとコーフンしたのだなと安心しました。
 
さて、この後、我々はさらに二階の展示を観たり館内を回って、さらに15時からの渡辺先生のトークショーを聞くわけですが、この渡辺先生の話はまた別の機会にいたしましょう。
大地は先生の著書もこの世界に入った時に購入し持っているし、お話はとても楽しみにしておりました。
ひとつだけ印象に残った冒頭のお話だけ。
先生は、今年が「アニメ100年」なのにまるで報道されないと少し嘆いておられました。「正月に少しだけあったくらいで…、この前NHKでアニメの報道があったと思って観たら…アニメ業界はブラックだとかで…大変びっくりしました」
と、淡々と語られたのには思わず吹き出してしまいました。
これがこの日記の冒頭の伏線に繋がるところです。
さて、我々は、夕刻にミュージアムを出て、東映京都の安達さん、沖原さんと木屋町の葱や平吉で合流して一杯やって最終の新幹線で帰るわけです…が、ミュージアムから葱や平吉まで歩いてしまったのが敗因でした。京都の暑さハンパない。
途中でアイスを買って舐めながら歩きます。
これが上にあるあの写真です。京都の夏はアイスを舐めながら歩くのにふさわしい町であることを確信しました。
と、ひとまず、長い…それでもさわりくらいしか書けなかった、なまくら刀見聞録はひとまずここで締めたいと思います。
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